| 無心で誠心誠意、石橋を叩いて渡るような気持で |

●会社を設立する際に、資金調達はどのようにされましたか?
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創業してから1年間は個人事業主として活動し、その後、有限会社を設立しました。出資金、設立費用についてはすべて自己資金です。起業後は、コストをかけずに付加価値の高い製品を提供していくことを心がけました。当社では、製品を受注した後に必要な材料だけを購入していますので、金銭的に困ったことはありませんでした。
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●起業をする以前に予測していた事業展開と、現在の事業の在り方を比べていかがですか?
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オリジナルの家具が欲しいというお客様の希望に応えながら、需要を増やしていく働きかけをしているので時間はかかりますが、予測していた方向に着実に近づいています。起業をする際には、確実に事業になると見定めることが必要です。石橋を叩いて渡るような気持で取り組まないと事業を始めてから大変ですよ。無心になり、お客様や事業そのものに対して誠心誠意で対応するしかないです。また、周囲へ協力を仰ぎ、できるだけ力を貸してもらうことも必要です。
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●営業活動についてはどのような方法を取られていますか?
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工務店を中心とする約1万件の顧客へダイレクトメールを送る方法と、大手商社を経由したリフォーム会社等からの依頼を受ける場合と2つあります。独自に開発した製品もありますので、多くの反響をいただきます。お客様により好みの色、サイズ、機能などの要望は必ずあると考えていますので、その要求に確実に応えられるということをアピールしています。
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●横浜に拠点を構える理由は?
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市場が近いということですね。神奈川県内だけでなく東京方面や関東一帯のお客様などへの交通の利便が良いということが理由です。当社では、短期間のうちに製品を製造し、時間をかけずに納品する事業体制ですので、お客様との距離ができるだけ近い方が効率が良くなります。配達に時間がかかり、在庫が増えると倉庫が必要になります。製造の工程、事業運営に影響が出るので、事業の拠点となる場所は非常に重要だと考えています。
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●今後の抱負についてお聞かせください。
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当社の強みである、システムキッチンを柱とするオリジナル家具の販売を、今後も最大限アピールしていきたいと思います。機能に優れ、様々なサイズに対応できるなど、本当の意味でお客様の要望に応えられるのは当社だけだと考えています。今後も当社独自の、付加価値の高い製品作りをし、同業他社が取り組めないことを行っていきたいと考えています。また、新しい試みとしてインターネットによる販売を事業の中に取り入れていきたいと考えています。取り組む前にお客様からの反響がどの程度いただけるのかある程度予測し、対策を考えていくことが今後の課題です。そして輸入家具の販売を手掛ける企業と協力し、お互いの強みを寄せ合いながら事業展開していきたいと考えています。これからの日本の企業が生き残っていくためには、単に価格競争をするのではなく、お客様の要求を増やしていき、それに応えていく事業体制、物作りを推進していくことが大切です。
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